スモールワールズ  一穂みち

本屋大賞にノミネートされていて、気になったので読んで見ました。

一話80ページくらいの短編が6つの短編集です。

全6編の伏線が混じりあってみたいな話を期待していたのですがそういうのではありませんでした。

思っていたのとは違いましたが、短編一話のクオリティがとんでもなく高いです。

主人公の一人称の視点の直球勝負や手紙の往復などそれぞれ別の形で書かれてますが、

全部おもしろい。

強いて言えば愛を適量が好きでした。

それぞれの話にちょっとだけ繋がりを作る隠し味的なのも良かったです。